ひざの痛みとグルコサミン
ひざの痛みはひざの関節にある軟骨の部分がすり減っていることから発生します。この軟骨を形成する成分のひとつがグルコサミンです。
グルコサミンはムコ多糖体の一種であり、ヒトの身体の中では軟骨や爪、じん帯などに存在しています。軟骨は、特に関節において骨と骨の間のクッションとしての役目を担っていて、関節を曲げたり伸ばしたりする動作をスムーズに行うためには必要不可欠なものなのです。
ですから、軟骨が不足してしまうと、関節を動かす度に痛みを感じたり、場合によっては炎症を引き起こしてしまいます。
人間や動物には、体内でグルコサミンを生成する能力が備わっていますが、加齢や肥満、運動不足などの様々な要因によってグルコサミンの生成能力が低下してしまうと、グルコサミンによる軟骨の新陳代謝も低下することになり、関節に障害を起こすようになるのです。
このグルコサミンは、カニやエビなどの甲殻類の殻にあるキチンという成分に豊富に含まれているのですが、一般的に私たちは甲殻類の殻を食べることはありませんし、たとえ食べたとしても、それが体内でちゃんと消化され、吸収されるという保証もないのです。
そこで登場したのが、このグルコサミンを配合したサプリメントなのです。このグルコサミンサプリメントによって、不足したグルコサミンを効率的に補給することが出来るようになったわけです。